最後の木が切られたとき
最後の魚が釣られたとき
最後の川が毒されたとき
あなたは、お金を食べることができないということを悟るだろう
--アメリカ先住民クリー族の予言
地球は今、危機的状態にいます。夜のニュースや新聞の一面にちらりと目をやっただけでは想像し難いかもしれません。でもほんの少しでも掘り下げていくと、今、地球がどんな状況にあるのかがすぐに見えてきます―とてもハッキリと。
考えてみてください:80%以上の地球上の天然林が破壊されています(アメリカでは、95%以上の原生林が失われました);50年前には地表の14%が熱帯雨林で覆われていましたが、現在は6%しか残っていません--60エーカーが1分ごとに失われています;1950年以降、世界の90%以上の魚が海から獲られました;"4頭のうち1頭の哺乳類が、8羽に1羽の鳥が、全両生類の3分の1が、70%の世界の評価された植物が絶滅の恐れがあると、保護が必要な動植物をまとめたレッドリストに加えられました。
地球の生態系が死んでいっています。私たちの存在は、この生態系に基づいているのです。生態系が死んでしまうということは、私たち人間も死んでしまうということです。
"地球の状態に関してこれまでで最も包括的な調査"と言われる、国連のミレニアム生態系評価は、“人間の行動が環境に多大な負担をかけながら、地球の自然資本を激減させている。未来の世代を持続させる生態系の能力を、当然と考えることはもはやできない。”と発表しています。
なぜこのようなことが起きているのでしょうか?
原因は私であり、あなたでもあります。そして知り合いの人たちみんなです。実際、世界中すべての人びとが原因ですが、特に世界の先進工業国に住んでいる私たちが大きな原因です。私たちの生活は、地球資源をとにかく消費し膨大な量の汚染と廃棄物を作り出すことに基づいています。
私たちは地球の資源は無限で地球は不滅だ、という見方で育ってきました。環境への配慮をせず、たいてい快適さや喜びという願望のみによって消費に関する決定を行っています。
しかし、私たちの行動は影響を及ぼします。私たちが買うものは、資源を使い、生産の過程で汚染を作り出し、そしてそれらを捨てた後にも汚染を作り出すのです。私たちの家、車、電化製品に動力を供給するエネルギーは化石燃料、主に石油や石炭からできています。これらの燃料は、地球から採取する際に地球に悪影響を及ぼし、また、私たちが利用できるようなエネルギーに変えるときにも、汚染や地球温暖化といったダメージを引き起こします。実際、私たちの行動全てに環境的な犠牲が伴っているのです。
だからと言って、私たちの二酸化炭素排出量をゼロにしなければいけない、ということではありません。ゼロにする唯一の方法はきっと、森に住んで岩や棒などを使って狩をしたり耕作をする生活かもしれません。でも、私たちはそのようなことはしないでしょう。しかし、石器時代の生活に戻るというアイデアと資源の消費を全く無視した生活をするいうアイデアの中間で、私たちにできることがたくさんあります。地球への被害を少なくすることが、私たちみんなの日常生活の中にはたくさんです。
それがこのブログの目的です。地球へのダメージを減らすアイデアや情報を交換できたら良いなぁと思っています。私たちができることが本当にたくさんあります。私たちができることをしていって、一歩ずつ前に進むしかありません。例えそれが小さなことでも、やる!って強く心に決めること。何もしないよりは、少しでもダメージを少なくできるはずだから。"今"行動を起こす必要があります。私たちの子供たちの世代や孫の世代が"最後の木"の予言を現実のものにしなくていいように。残して恥ずかしくない世界を後生に残すために…。
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